ノックダウンユニットはすぐ仕事に使える。では住まいにするには何を足すべきか
公開日 2026年9月13日 · 約1分で読めます
この記事の内容
Container To Build が製造する完成品のノックダウンユニットは、現場に吊り下ろしたその日から中で仕事ができます。ただし、夜に人が寝泊まりする場合は、まだ何が足りないかを先に知っておく必要があります。この記事では、当社のユニットが何のために設計されているのか、そして住居に変えるには何を足す必要があるのかを率直に説明します。
なぜ「働く場所」と「住む場所」を分けるのか
Container To Build という社名は、ノックダウンユニット(Container)に構造上の要素を加え(to Build)、お客様にお渡しするという考え方から来ています。ノックダウンユニットの強みは、屋根フレーム、床、壁・柱が別々の部材になっていて、狭い場所にも運び込め、現場でボルト留めして組み立てられることです。そのため早く、予算も正確に管理できます。
現場の費用を最大限抑えるよう設計されたユニットは、昼間の仕事には向いています。しかし夜に寝泊まりするとなると、体が必要とする環境は変わります。これが、当社がこの2つをはっきり分けている理由です。
住居には必要で、標準のオフィスユニットには必ずしも要らない3つの要素
日本では、建築の法規が「住居用ユニット」と「事務所用ユニット」をはっきり分けており、住居用ユニットには次の3つの要素がすべて求められます。
- 気密性(Airtightness) — 継ぎ目から熱い空気・冷たい空気が出入りするのを防ぐ
- 断熱(Insulation) — 屋根と壁だけでなく、あらゆる方向からの熱の侵入を防ぐ
- 遮音(Soundproofing) — 眠れるよう、外からの騒音を減らす
タイには、小規模な住居に適用されるこうした基準はまだありません。そのため市場では、この3つの基準を満たしていないのに「ハウス」として売られているノックダウンユニットが多く見られます。その結果、利用者が蒸し暑さに悩まされたり、夜に外の音がはっきり聞こえたりすることがあります。
当社のユニットは、現時点で3つの要素のどこにあるか
実際の仕様に沿って率直にお伝えします。
- 屋根と壁 — 基準を満たした断熱パネル(Sandwich Panel PU Foam/EPS Foam)を使用しており、昼間の利用には十分です
- 床 — 現在は標準のコンクリートボード床で、床にはまだ断熱材が入っていません
この点は、多くの人が思うより重要です。地面からユニットの床を通って上がってくる熱は小さな問題ではないからです。床下を高くしたタイの伝統的な高床式の家を思い出してください。建物を地面から浮かせる主な理由は、床下の風通しを良くして熱がこもるのを減らすことです。
見落とされがちな、ユニット下のブロック
昼間だけ使う普通のオフィスユニットでも、当社は必ずユニットの下にブロックを置き、コンクリートの地面にユニットを直接ぴったり置くことはしません。直接置くと、ユニットの下に通気の隙間がなくなり、地面からの熱がこもって逃げなくなるからです。タイの伝統的な高床式の家と同じ原理で、それを小さな規模で行っているだけです。正しい方法でブロックを置くことは、オフィスとして使うか住居として使うかにかかわらず、毎回行うべき基本です。
本当に住居として使いたいなら、何を足すべきか
良いお知らせは、当社のノックダウンユニットは、住居へと発展させられる出発点の素材だということです。次のものを追加します。
- 床に断熱材を追加する、または床を上げて十分な通気の隙間を確保する
- 壁や開口部に遮音材を追加する
- 継ぎ目を密閉して気密性を高め、温度が逃げるのを減らす
当社はこの工程を、社名にちなんで「Build」と呼んでいます。標準のノックダウンユニットから始め、実際の用途に必要な要素を足していくのです。
なぜ最初から3つの要素をすべて入れないのか
必要以上の仕様は、不要なコストの上乗せです。お客様が必要としているのが昼間に使うオフィスや店舗だけなら、床の断熱や本格的な遮音材を加えても、役に立たない出費になります。そのため当社は、ひとつの仕様を全員に高い価格で売るのではなく、お客様それぞれの実際の用途に合わせて設計しています。
まとめ:目的に合わせて選ぶ
| 用途 | 当社の標準仕様で足りるか |
|---|---|
| オフィス、店舗など昼間の利用 | 十分 — すぐに使えます |
| 住居、夜の寝泊まり | 床の断熱、遮音、気密の追加が必要 |
ご自身の用途にどの仕様が必要かわからない場合は、当社スタッフにお問い合わせいただければ、実際の用途に合ったアドバイスをいたします。また、決める前に実際の構造を見にショールームへお越しください。



